1979年最大のヒット曲ヤングマン!振り付けがとっても簡単!

西城秀樹さんの最大のヒット曲と言えば、誰もがご存知の「ヤングマン」ですね!「ヤングマン」は1979年2月21日にリリース、たちまちヒットに火がつきました。

当時人気歌番組の1つである「ザ・ベストテン」では9週連続第1位を獲得、そのうちの2回は何と番組始まって以来の9,999点の満点を出しました。この記録は他の歌手で出した人は1人もいなく、秀樹さんだけの記録となっています。

それに1979年の音楽の賞レースでは、秀樹さん立て続けにグランプリを受賞しました。但し、レコード大賞だけは、外国の曲ということで審査からはずされてしまい、ジュディオングさんの「魅せられて」に決まり、残念ながらグランプリには敗れてしまいました。

元々「ヤングマン」はアメリカのグループ・ヴィレッジピープルの曲であり、「YMCA」をカバー曲として秀樹さんは出したのです。ですから歌の題名は「Young Man(Y.M.C.A)」ですね。

ですが皆さんの中に、YMCAって一体何のこと?って疑問を抱きますよね。このYMCAの詳細についてご説明します。

Y(Young)M(Man)C(Can Do)A(Anything) つまりYMCAの頭文字の詳細はこうで、日本語に訳せば、「若いうちは何でも出来る」です。ですからヤングマンを歌う歌詞の中に「若いうちはやりたいことなんでも出来るのさ~♪」がYMCAの正式な意味なのです。

ヤングマンの訳詞は、当時のマネージャーのあまがいりゅうじさんが担当しています。

それにYMCAの振りつけがとても簡単で、子供からお年寄りまで大変うけました。Yは両腕を斜めにあげます。Mは両手を頭に乗せます。Cは左側にまるく斜めにします。Aは両手を山のようにするポーズを取ります。これで十分秀樹さんと同じようにYMCAのポーズの振りつけが出来るのです。

秀樹さん、ヤングマンのレコーディングの際も、スクールメイツを呼んで参加させていました。ちなみにスクールメイツとは、「東京音楽学院」の芸能界の学校です。

とにかく秀樹さんのヤングマンを歌う時のバックダンサーは凄かったですね。同じスタジオにいた女性歌手だったり、時には秀樹さんのファンだったり、後はラグビーの格好をした男性たちが参加したりと実に様々でした。

秀樹さんは1979年以後もヤングマンを歌い続けます。コンサートや歌番組は勿論のこと、1995年のサザンオールスターズのコンサートでも、招待歌手としてヤングマンを披露、客席の人達と大いに盛り上がりを見せてくれました。

秀樹さんにとって、ヤングマンは彼自身の最大のヒット曲になりました。誰でも簡単に踊れるYMCAを取り入れたことで、後世に残す楽曲となりました。

1979年、ヤングマンを出したことで、レコード売り上げもミリオンセラーに輝きました。誰もが秀樹さんのヤングマンを歌って、YMCAの振り付けまで真似していたのです。

それは「激しい恋」「傷だらけのローラ」とは違って、年代問わず流行しました。そして翌年1980年の春の選抜高校野球大会では、ヤングマンが入場行進曲に選ばれるなどの素晴らしい記録も残しました。

秀樹さん、1972年にデビューして、7年目で凄い頂点に立つことが出来ました。ヤングマンの大ヒットがきっかけで、私は秀樹ファンになりました。

秀樹さんって素晴らしい歌手だ、何を歌ってもカッコいい!!まさしく理想の男性、そしていつしか私も「ヒデキ~!!」コールになってしまいました。(笑)

秀樹さん、まさしく永遠のヤングマンです。